資産運用と一口に言っても、株式投資が良いのか投資信託が良いのか、そして長期保有が良いのか短期売買が良いのか…色々な方法があり迷いますよね。
色んな投資法の中でも株式投資の短期売買といえば、ハイリスクハイリターンなイメージがありますがチャレンジしてみるメリットはあるのかどうか、こんなお悩みを解決していきます。
こんな方におすすめ
- なるべくリスクは抑えたいが短期の利益も得てみたい
- つみたて投資だけじゃ退屈なのでもっと投資の勉強もしてみたい
ズボラ株投資 月10万円を稼ぐ「週1ラクすぎトレード」
今回、参考にしたい投資法はこちらの本です。
短期売買とは「2歩目」の投資
資産運用の王道は『長期・積立・分散』と言われています。
↓こちらの記事で紹介した本にも王道の資産運用方法が掲載されています。
では、この本の著者の草食系投資家LoKさんが王道の投資を否定されているのかというとそうではなく、やはりインデックスファンドに長期つみたて投資した資金、それこそが着実な【投資の土台】になると述べられています。厚切りジェイソンさんと同じ意見ですね。
その上で、短期売買で稼いだ利益を長期つみたて投資に回したり、お小遣いにできたら嬉しいですよね、と2歩目を踏み出したい投資家向けの本となっています。
そして、ハイリスクハイリターンといった肉食系投資ではなく、【草食系投資】を提唱されていることも私が一歩踏み出せそうと思えた理由です!
草食系投資の3大原則
草食系投資とは…肩の力を抜いて、ラクな気分で投資できないものか?という思いを込めた言葉だそうです。
こんな気持ちでゆったりと投資ができたら嬉しいですよね。
草食系投資の具体的な3原則も挙げられています。
①【アンチ肉食系】…ガツガツとリスクをとってリターンを得るような肉食系の投資はやらない。
ゆったりとした投資生活を送って疲弊しない。本業に影響を出さない。
②【負けない投資】…いかにミスを少なくするかが重要。大儲けよりも、大損を回避する。
③【隣の芝生は見ない】…他人が稼いでいても、うらやましく思わない。他人は他人、自分は自分。
投資は他人に流されるとうまくいかないことが多い。
投資にのめりこみ過ぎてしまい、振り回されてしまっては本末転倒ですよね。
あくまでも、今の自分の生活をより良くしていける+αな存在として付き合っていくべきだと思います。
「待ち伏せピンポイント投資」の極意
そこが1番気になりますよね。(笑)
チャート上に「買い(もしくは売り)」の鉄板シグナルが出るまでひたすら待ち伏せをする【待ち伏せピンポイント投資】というテクニックが掲載されています。
この方法のそもそもチャレンジしやすい点が、短期売買とはいえ四六時中トレードするのではないということ。
鉄板シグナルが出ている銘柄を週に1回程度発掘をしていき、その値動きを日々チェックしていきながら売買条件にあてはまったら買うという、ゆっくりと着実に獲物を狙っていくようなイメージです!
鉄板シグナルというのは上昇トレンドになるシグナルが出ている銘柄のことなのですが、その見極め方については図解でわかりやすく本に掲載されています。
見極め方について理解できたかどうか試せるように、第5章では短期売買ドリルもついています。
いきなり市場に飛び込む前に勉強の成果を確認してみるのが良いと思います!
短期売買の軸にしたい!
短期で利益を得られるのは魅力ですが、カチカチと素早く動くチャートの中で確実な成果を出していくことはなかなかハードルが高いです。
かなりの確率で市場の養分とされてしまうと思います。
こちらの本は秒単位ではなく、「週に1度」選んだ銘柄を、読みに間違いが無いか動きを確認した上で買う(もしくは売る)という点が初心者でもチャレンジできそうだと思いました。
長期保有も短期売買も自分なりの投資軸が無いとただのギャンブルになってしまいます。
短期的な利益は得たいけれど、なるべくリスクは抑えたい、という我儘な要望に応えてくれる本だったと思います!
是非、テクニックを自分のものにしていけるよう、勉強⇔実践を繰り返していきたいです。
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